ナイト!
***
「お兄ちゃんがそう言ったの!?」
「あぁ、そう言って帰っていった」
「何考えてるんだろ…」
夜の一通りの仕事を終え、日付が変わった頃。
あたしの部屋には南雲くんがいた。
明日は休日だから、今日はここに泊まるらしい。
女の子一人の部屋に男を入れるなんて、とは思ったけれど、南雲くんならこれが初めてでもないし、あの坂口さんの事だから面白がってそうだけど。
それにしても、お兄ちゃん。
南雲くんを世界に…。
「それで聴きたいんだけど、海外って実際どうなんだよ」
「どうって言われても…お兄ちゃんが言ってる通りで異国異文化は当たり前。国よってしきたりも違うから、その土地にあったマナーがある」
本当にいろんな人がいて、いろんな考えがあって。
十人十色って言葉がしっくりくるのかも。
「お兄ちゃんがそう言ったの!?」
「あぁ、そう言って帰っていった」
「何考えてるんだろ…」
夜の一通りの仕事を終え、日付が変わった頃。
あたしの部屋には南雲くんがいた。
明日は休日だから、今日はここに泊まるらしい。
女の子一人の部屋に男を入れるなんて、とは思ったけれど、南雲くんならこれが初めてでもないし、あの坂口さんの事だから面白がってそうだけど。
それにしても、お兄ちゃん。
南雲くんを世界に…。
「それで聴きたいんだけど、海外って実際どうなんだよ」
「どうって言われても…お兄ちゃんが言ってる通りで異国異文化は当たり前。国よってしきたりも違うから、その土地にあったマナーがある」
本当にいろんな人がいて、いろんな考えがあって。
十人十色って言葉がしっくりくるのかも。