ナイト!
「ほら、見ろ!」
そう言って写メを見せるマサ。
さすがに残りの俺ら3人はもうなす術なく、何かあったらマサの責任にしようと、アイコンタクトをとった。
「…女の子といる…」
「野郎どもが言うには、とんでもない美人らしいぞ」
「ふぅん」
「お前よりもな」
「失礼ね。でもこれって…」
凛ちゃんが何か言おうとした瞬間、
「〜〜〜〜っ!!」
マサが床に崩れ落ちた。
「マサ、うるさい。すこし黙って」
「足より口を先にだせ、仁っ!」
マサが凛ちゃんと会話に夢中になり過ぎてたので、仁がマサの後ろに回り膝蹴りをした。
もちろん俺も順平も気づいてたけど、止める気にはならず。
さすがに痛かったのか、背中に手を当てうずくまってる。