ナイト!



ーーーーー





「南雲様、本当によろしいのでしょうか?」

「いいのよ、結衣が決めたことなら。それに凛ちゃんなら大歓迎〜」

「そうですか…。もし何かあればすぐ駆けつけますので、お願いします」




まるで親のように心配する坂口さん。

逆にウキウキな、結衣のお母さんである紫苑さん。



「紫苑さん、すいません。急な事言って…」

「凛ちゃんは気にしなくていいから!ここは結衣のお家だし、気楽にね」



そう、あたしが今いるのは、結衣のマンションだ。



結衣に頼んで、ここに事が落ち着くまで住まわせてもらう事にした。

自分のホテル戻っても仕事したくなるし。



「少しでも体調悪くなったら、すぐお電話くださいね」

「わかってるって」



ほんと坂口さんは心配性だなぁ。



< 539 / 574 >

この作品をシェア

pagetop