ナイト!
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「南雲様、本当によろしいのでしょうか?」
「いいのよ、結衣が決めたことなら。それに凛ちゃんなら大歓迎〜」
「そうですか…。もし何かあればすぐ駆けつけますので、お願いします」
まるで親のように心配する坂口さん。
逆にウキウキな、結衣のお母さんである紫苑さん。
「紫苑さん、すいません。急な事言って…」
「凛ちゃんは気にしなくていいから!ここは結衣のお家だし、気楽にね」
そう、あたしが今いるのは、結衣のマンションだ。
結衣に頼んで、ここに事が落ち着くまで住まわせてもらう事にした。
自分のホテル戻っても仕事したくなるし。
「少しでも体調悪くなったら、すぐお電話くださいね」
「わかってるって」
ほんと坂口さんは心配性だなぁ。