雨のち晴れ
橘は眠りについた和也を少し見つめたあと、和也のベッドの横にあるテーブルの上に春菜が渡した帽子を置いた



「春菜ちゃんお父さん眠ったよ。すごい幸せそうな寝顔だったよ」


「そうですか。先生、今日は本当にありがとうございました」


春菜は橘に感謝した


「片づけは自分でできるんで、先生はもう帰って下さい」
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