雨のち晴れ
春菜は、車の中から移り変わる景色を見ていた
心を落ち着かせるために…


15分くらいした頃、車が止まる
工場についたのだ


春菜はドアを開けた



「では、彼女をよろしくお願いします」

係長に橘が挨拶をする

春菜の胸は高まっていた

「じゃあ春菜ちゃん、先生帰るから」


「うん。ありがとう」

春菜の顔はとても不安そうだった


「じゃあ、黒澤さん。案内しますので」

春菜は係長の後ろを少し離れてあるいた
春菜の後ろ姿が見えなくなるまで橘は見守るように春菜を見つめていた
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