雨のち晴れ
いつの間にか雨はやんでいた
春菜の家に着き橘が春菜に言う
「一人で大丈夫?何かあったら電話してね」
「はい。今日はありがとうございました」

橘にさよならを言い
家の中に入った春菜はその瞬間に寂しさを激しく感じた。和也のいない家の中はただただ静かだったからだ。春菜は和也の偉大さに改めて気づいた

長い夜を春菜は和也が座っていた場所に
和也の笑顔を思いだし重ねて過ごした
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