雨のち晴れ
「僕、君と友達になりたいんだ。何でも話せる。でも、こんなおじさんといきなり話すなんて嫌だろうから、君に手紙を書きました。ドアの前に置いてるから見てね。じゃあ今日はもう帰ります。また来るね」

そう言って橘は部屋を離れた

春菜はカーテン越しに橘が帰ったことを確認し、ドアを開けた
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