雨のち晴れ
一週間たってから
橘はいつものように春菜のもとを訪れた

「春菜ちゃんこんにちわ。僕ね、また君の声が聞きたいなぁ」

春菜の返事はない

「嫌ならいいんだ。でももし話したいことがあったら、いつでも聞くからね」
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