雨のち晴れ
「あぁ幸せだよ。だからお前も幸せになれ」


ツトムは春菜の頭をポンと軽く叩いた

「ツトム、私大好きだったよ。それだけに嘘はないから。私も幸せになるから、約束するから。だからもう行って」
今にも泣きだしそうな声で春菜はいった

「わかった。またな」

ツトムの足音が聞こえなくなる
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