また、キミに逢えたなら。



まだ信じられなくて、歩く度に足が震える。





なぁ、お願いだよ。



頼むから、誰かウソだと言ってくれ。



今ならまだ引き返せる。




だけど前を歩く保を見ていると、それがウソじゃないことは明白で。




どん底に落とされたように、心が深い闇に覆われて行く。



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