愛してくれてありがとう



「美咲のお母さん聞いてください。


俺と美咲は今日お互いを
詳しく分かったばかりです。

でもなぜか繋がってるような
気がして。
俺、正直一目惚れでした。

俺が一生美咲のそばで笑っていたいと
思った。」

美咲より先に美咲のお母様に
話しちゃった。

「大志君


















悪いけどやめて!!!!」

美咲のお母さんは大声で叫んだ。
「美咲死ぬのよ!


もし、二人が思う中になって
美咲がしんじゃったら


大志君も美咲もお互い


悲しくなるの。わかるでしょ?」

「俺は、分かります。


でも、反論していいですか?



最期かもしれないからこそ
大切にしなきゃいけない。

今は俺から一方的だけど美咲も
好きだったらこれは両想いです。


この世界にいる誰もが好きな人とは
結ばれたいはずです。



実際俺もその一人です。
美咲が俺を好きならば二人で


最期かもしれない美咲の人生を
楽しませてあげて来世また



会えるようにしなくては?
じゃないんですか?」



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