私の心を温めて

そして次の日私と涼介は予定通り一緒に学校に行くことになった

朝、涼介と私は私の家から数分の所の公園で待ち合わせた


涼介『おはよ』


春菜『あ、おはよ。』


涼介『あ、そうだ春菜、これ』


突然、涼介がカバンの中から1冊のノートが取り出された。

私ゎ何か分からなかった。


春菜『ノート?でも何で?』


涼介『次春菜が書けよ』


春菜『え、もしかして、交換ノート?』


涼介『お、おう。そこに悩みとかあったら書け、相談のってやるから』


春菜『あ、うん、ありがとう。』


涼介『俺、春菜の事もっと知りたい、だからそのノートに春菜の事たくさん書いて欲しい』


春菜『え?…私ももっと知りたいからりょ、涼介も涼介の事たくさん書いてね?』


涼介『おう、分かった』


春菜『悩みとかもね?』


涼介『分かったっつーの、書くよちゃんと』


こうやって話してるうちに私達はいつの間にか学校に着いていた。

涼介と私の席は4つ離れている。

涼介は自分の席にバックを置いたらすぐ私の所に来てくれた。

そして涼介は私が人見知りで親友だった夏稀以外の人には自分から話せないのを分かっていたのか話を振ってくれた


涼介『んなぁ春菜ってさ勉強出来んの?』


春菜『私?全然出来ないの、だから勉強全く分からなくて…』


涼介『だったら俺が教えてやるよ』


春菜『え、涼介って頭良いの?』


涼介『はぁ?お前俺をナメてんだろ。俺、学年トップだから』


春菜『え!?そぉだったの!?何か意外…。』


涼介『んだよ意外って、取り敢えず今日の放課後空いてんなら教えてやるよ』


春菜『え、あ、うん、ありがとう…』


涼介『おう』


朝からこんなに涼介と話してるのに私ちゃんと会話が続いてる、初めて…

不思議。

何でか涼介は今までの人と違うような気がする。

放課後は私空いてる、涼介に勉強教えてもらうなんて初めてだ。

いや、そりゃそうか、だって昨日初めて話したんだもん笑

でも、何で涼介とこんなに会話が続くんだろう…

涼介と話してると顔には出してないかもしれないけど楽しい…

涼介との高校生活楽しくできるかもしれない






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