2つの花~1つの花瓶
「は…?え、ちょっと;何よそれ!!ね、猫被りだなんて!!!」

あたしは焦りまくっていた。
だって…
だって…


こんな簡単に…
バレているだなんて…

「…お前そんなおしゃべりだったのか?」


もう一人の男子が言う。

げ…。


「クス。たしか箕稀…神野箕稀ちゃんだっけ」


「あ…」

「僕、桐野輝咲(キリノ キサキ)こっちは…」

「釜野徹(カマノ トオル)。」

え・・・

ま、まさか




「「名前は知ってんだろ?」」



「…」


ま、まさか…


ま、まさか…



うち(家)との…

契約家…?



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