にんぎょの涙
第三章


普段通りの、休み時間。

ガラッ

「貝原の妹いる?」

私はいきなり呼ばれた。

ドアの前にいたのは、まぎれもない、王子だった。


< 14 / 20 >

この作品をシェア

pagetop