余命宣告



俺は医者でもなければ

超能力があるわけでもない。



出来ることと言ったら。


いつもと変わらない態度で

接することくらいで。



日を追うごとに

辛そうにするさくらを

見てることしか

出来なくて。



あまりにも無力な自分が

心底、情けなかった。




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