君の隣に愛がある





「ごめん……。」


「え…」

「俺、咲野とは付き合えない。本当にごめん。」


ああ、そっか…。心のどこかで福家と付き合えると思っていた自分を殴りたい。


「そっか…わかった!聞いてくれてありがとう!」

あたしは笑顔で走って教室を出た。







あっけなく終わった。あたしの片想い。




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