空色恋愛。【完】
“ごめんね、いきなり
電話切っちゃって(/_;)
また連絡するね!おやすみなさい”
侑夏からラインが送られてきた。
侑夏は辛いときこそ笑う。
それは長く付き合って知った。
侑夏は誤魔化すのが
うまいというか、下手というか。
「ほんとにこれでよかったのかよ…」
俺の頭ではそれしか
考えられなかった。
彼女がいることを隠せば
済んだのか。
いや、そんなことはないだろう。
うそをついた方が
傷つけるはずだ。