空色恋愛。【完】






「ねーー!
裕介、実験終わったらアイス食べよ!」



「お前ほんとそろそろ太るぞ」




「うるさいなー、
アイスが私に食べて欲しいって言ってるの!
だからね?」




「じゃあ、あれな、パピコ半分つな」




「わーい♡
なら実験頑張れる!」



侑夏は幸せそうに笑った。



俺はこんな侑夏や葵、晴人と
ずっといたいと思った。



____楽しけりゃいいか。




俺と侑夏は実験室まで
全力で走り息を切らせて実験室に入ったらみんなに笑われた。




そして俺ら2人も笑った。



これでいい。
いまはこれが俺の幸せだ。




みんな、ありがとう。



俺と侑夏は席につき
実験を始めたのであった。



< 114 / 212 >

この作品をシェア

pagetop