空色恋愛。【完】
「裕介、私ちゃんと晴人に言えたの、晴人が優しくてほんとによかった」
「そっか、
ちゃんと伝えられてよかったよ」
「ねーね、裕介!
スッキリしたからさ、フリースロー対決しよ?
五本勝負で入った数が多い方が勝ちね」
「バスケやって平気なの?」
「こんなん、バスケのうちに入らないよ、ね?やろやろ?」
「負けたら帰りチャリ前な。」
「え、それ私負けたら、
帰るのすごく遅くなるやつじゃん」
今は裕介と話している時が
一番楽だった。
裕介がサークルに出てくれて良かった。