空色恋愛。【完】



「へへへーん♪
これでも高校時代はうまい方でしたから〜」



「ちくしょー、みとけ、俺のナイスシュートを」




裕介のフォームは
橙也のフォームにとても似ていた。



____あっ…あれ?




ポツポツと涙が落ちてきた。



「あれ?お、おかしいな、
悲しいわけじゃないのに、なんでかな?ははは、ごめん…あれ?」





私は大粒の涙を流した。



< 118 / 212 >

この作品をシェア

pagetop