空色恋愛。【完】


「でも長身の男子に目がいってるとき、侑夏は誰か他の人を見てる気がするよなって話した」


「他の人…か」


___たぶん、元彼のことか。



「なにみてるんだよ?」


「へ?」


「お前が長身の男子見てる時、誰見てるんだよ」



「うーーん。誰だろ、私もわからないや。」


「侑夏さ、葵から聞いたぜ?」


「へ?!何を?!また葵なんか言ったの?」


私は驚いて裕介の腕を強く掴んだ。


< 12 / 212 >

この作品をシェア

pagetop