空色恋愛。【完】
「裕介も、元カノが忘れられないの?」
「正直まだ、俺は元カノが好きだよ。」
裕介と私は来た電車に乗り、
コイバナを続けた。
「向こうは女子大でさ、インカレとかも入ってさ、別に男子に困った生活はしてないみたいでさ。
裕介だって女の子いるでしょ?って、だから私もインカレ入るんだーってさ」
「やっぱインカレとかは、出会い目的だし入って欲しくないの?」
「いや、別に俺は平気だった、でもさ…あいつインカレの先輩とかに結構好かれたらしくてさ」
裕介は急に泣きそうな顔をした。