空色恋愛。【完】

@侑夏




『日曜日に家の前にいて』




橙也からの突然のラインだった。





「元気ないね?どうした?」





「あのね…
すごく言いにくいんだけど…
橙也が会おうって」





「侑夏の好きなようにすればいいと思うよ?
会いたかったら会いに行くべきだと思うし、会いたくないならそれまでだと思う。


俺のことは気にするな。」





橘くんと付き合って2ヶ月が経った。





橘くんと一緒に帰っているときのことだった。




いきなりのライン。




橘くんには隠さず居たかった私はすぐにそのことを伝えた。





今の私は橙也のことを全く引きずってない…


といったら、嘘になるが



橘君が毎日笑わせてくれているおかげで笑って楽しく過ごせている。





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