空色恋愛。【完】
「一瞬侑夏だってわからなかったよ、前まで髪もショートだったのにロングになってるし、雰囲気もすごく変わってるし。
侑夏、すごく大人っぽくなったね。」
橙也は笑っていた。
私は懐かしいという気持ちより先に、愛おしいという気持ちが先にきた。
「橙也も雰囲気変わったよ、すごく…
いきなり呼び出してごめんね。」
「平気だよ、今日さ授業も午前中だったし!
一年ぶりか~なんか新鮮だな」
「そ、そうだね。」
「俺から先に話してもいい?」
「へっ?
う、うん。いいよ。」
予想外の言葉に私は戸惑った。
何を言われるのだろうか…