空色恋愛。【完】
俺と拓馬は法政大学のバスケのインカレに入っていた。
自分のところでもよかったのだが、
可愛いマネージャー、プレイヤーが多いことで有名の法政大学のバスケサークルがいいと拓馬が言ったため、俺は拓馬とインカレに入った。
「いや〜、やっぱ可愛いで有名なだけあるよな!」
拓馬の言うとおり、確かに可愛い子は
他のサークルに比べて
多い気がした。
でも、俺は別になぜか、その可愛さに惹かれなかった。
「そうか?まあ、可愛いとは思うけどさ」
「こんなに可愛い子がたくさんサークルにいるんだぜ?もっと橙也も周りを見てみろよな」
周りを見ていないわけではなかった。