空色恋愛。【完】
「なんか…緊張するな…」
「大丈夫だって、平気だよ」
私と裕介は法政がいるラウンジへと
向かった。
___あっ!
「いた!
ちょっと、話してくる!」
私は橙也の姿を見つけた。
そして橙也目がけて、
走っていった。
「…ゆ……裕介?」
「果林……?」
「裕介がなんでここに?」
「果林こそ、なんで…」
「果林〜♡
俺のプレーどうだったー?」
拓馬が果林のことを後ろから
抱きしめた。
「…もう、彼氏できたんだ。」
「…。」
「おめでとう!
俺の分まで幸せにしてもらえな!」
「ちょ…!裕介!」
「え、ちょ、果林?!」
果林と裕介もまた再会してしまった。