空色恋愛。【完】


なんで。なんで。


こんなこと言われると思っていなかった。


どうして?
嫌いになったんじゃないの?



頭の中がぐちゃぐちゃになった。


「侑夏…もう泣くなや、
俺まで泣きたくなるわ…」



「ごめん、ごめん…」



私と裕介はお互い誰にも
ばれないように、
小さく泣いた。


< 61 / 212 >

この作品をシェア

pagetop