空色恋愛。【完】

@橙也






ついに土曜日がきた。


「なんか、いつもより周り気にしてる?」


「あっ、いや、そんなことないよ!
ごめんな、美鈴なんか心配かけて」



「元カノ??」



「もし俺の記憶が正しければ
あいつは杏林大学に通ってるはずなんだよね…

んまあ、バスケのサークルに
入ったかは別の話だけどさ」



「そっか…」


「でもなんか、
あいつは入ってる気がしてならないんだよね」


「バスケそんなに好きなの?」



「好きってか、あいつはバスケしか
好きなものがないと思う。」



「そっか…」


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