空色恋愛。【完】


____あれ…?



俺には侑夏が泣いているように
見えた。



試合は無事に終わった。




侑夏には声をかけられずいた。




「橙也!!!!」



振り返ると、侑夏がいた。




侑夏は笑っていた。



また誤魔化しているのか。



その後侑夏とはなにを話して
いたのか覚えてない。



というより、一気に上がった
体温にぼーっとしていた。



二年前とは違う。



何かが違う。


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