空色恋愛。【完】





「侑夏はさ、やっぱ元カレのこと
好きだなって思った?」



「んー…
正直今はわからないや」



「だよな。
他の人とは付き合ったりしないの?」



「んー、告白されたらわからないけど、でも告白されることもないしさ」




「侑夏?」




「ん?」




「俺と付き合ってみない?」





_____へっ?




驚いた私は晴人のことを
見てしまった。



晴人は窓の外を見て
頬を赤く染めていた。



「俺は侑夏を泣かせたりしない」





「いや…でも私なんか…」



混乱して頭が真っ白だ。
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