空色恋愛。【完】
私は電話を切った後
すぐに橙也のラインのIDを
打ち込み登録した。
“ひさびさ☆彡
ラインとかするの二年ぶりだね(*^^*)”
私はすぐにラインした。
するとすぐに既読はついた。
“おう!ひさびさ!
登録ありがとな”
文面は、
二年前と全然変わっていなかった。
“法政のバスケサークルに入ってたなんて知らなかったよ(x_x)
バスケうまいんだね、相変わらず”
“まあな、
そんなにうまくはないけど。”
二年前もこうしてメールしていたことを覚えている。
なんだか懐かしい気持ちになった。
“ちょっと電話かけてもいい?”
橙也からのいきなりの
メッセージに驚いた。