サイダーのように 淡く、 儚く 、



 確かに、自然と持ち物はピンク

 だって可愛いから 


 
 「 ピンク好きだよなあ 」


 
 林田は納得したかのように、

 もう一度そう言った、


 だってピンクは憧れなの

 人気物だから、 可愛い



 「 ピンクは憧れなの 」

 「 え、憧れって? 」


 
 あたしがそう言うと、

 林田は興味津々にこっちを向いた



 「 みんなに好かれてる 」

 「 なんだそれっ 」


 
 そう言って林田は、

 変な事言う奴だなって笑った



 え、うそ、 変な事言ったかな

 もう最悪、恥ずかしいなーもう


 
 「 でもお前ピンク似合う 」


  
 ピンクが似合う 私が、?

 嬉しくってまた頬は苺色に

 

 「 何か雰囲気がピンク 」

 「 、 そんな事な、ないよ 」


 
 つい恥ずかしくって、

 返事が焦る ごもごもしちゃった

 あーまた恥ずかしい、


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