俺の彼女は完璧彼女

 タイムアウトが終わり試合が始まった。


 相手のオーラが恐くなった気もしたが……。


 「夏六番よろしく!!!!」


 江夏に言われた六番は……


 美人さんだった。


 美人さんにパスが入り1対1になったとき、微かに美人さんが笑った。


 その瞬間、

 

 ドッンッッッ!!!!!!


 「ピィィィィィィイ!!!!!!オフェンスチャージング!!!!!!」


 俺は美人さんに突っ込まれコートの外にぶっ飛ばされた。


 「夏!!!!!!大丈夫!!!!!!ちょっとあれわざとでしょ!」


 俺は突っ込まれ少し痛い腹を押さえて立ち上がった。


 「いやー。ナイスディフェンスですよ?私のコースよまれたんで。」


 わざとだ。


 と、誰もが思っただろう。


 俺も腹がたった。

 
 こんなんバスケじゃねぇよ。


 俺はコートに戻り皆を集めた。


 「……怪我だけはすんなよ。俺が六番を守から。全力でやろう。」

 
 皆に気合いがはいった。


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