俺の彼女は完璧彼女

 てことなんです。


 「夏!いい加減にしろ!5往復ダッシュ!」


 そのおかげでマネージャーに怒られて5往復ダッシュするはめに。



 「夏どうしたの?」


 俺が5往復ダッシュを終わらせるとマネージャーが心配そうに聞いてきた。


 「いやー。なんでもなくないです。ちょっとねー」


 俺は適当にごまかしたつもりだったのに。


 「あー彼氏のことか~。」


 「はいー。って、な、なぬ!?」


 マネージャーにはばれていた。


 「なぬ!?じゃないよ!もうばればれ。うまくいかないことを大好きなバスケにまで持ち込むな!!スタメンおろすぞ!?」


 「そ、それだけは勘弁!」


 「まぁ、こっちも勘弁!」


 マネージャーとくだらないはなしをしていると俺の試合の番になった。


 「おら!シャキッと行ってこい!」


 「おう!サンキューマネージャー!じゃなくて梨子!」


 俺は梨子にそう言って試合に取り組んだ。


 いつもの調子がもどり50ー20で勝った。


 「はぁ。夏はヤバい選手だな。」


 梨子が呟いた。




  
 
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