赤い海

現実



「ただいまぁー!」

元気に言った。じゃなきゃ。洸が心配してしまいそうだったから
あたしが支えたい


「洸!もう遅いしねよ!!それに明日仕事でしょ?」

「・・うん」


「ねぇあず・・・俺が病気って聞いてどう思った?」



どうってそんなの決まってんじゃんかよ


「・・・・こわい」

洸はそうか。っといって部屋へ行った





洸がいなくなった部屋で静かに泣いた





















怖いよ・・・いつ洸がいなくなるのか考えると怖いよ















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