赤い海





「おぎゃーーーーおんぎゃーーー」

と夜中に泣く洸希

「どうしたどうした?」とあやす。
でもあやしたってあたしは経験がないから、分からない。


泣き止まない洸希にだんだんイライラしてしまう。


それから毎日夜泣きが続く、

あたしはいいが、花梨さんと、美鶴さんにもうしわけなくなる



「すみません・・・。毎晩毎晩・・・。」

「いいのいいの!あずちゃんも大変でしょう!?」と美鶴さんが言う
「・・・あたしは全然・・。」
「嘘だ!あずちゃんくまが出来てる!」
と花梨さんが言った

「今夜はたくさん寝ていいよ!今日はあたしに任せて!!」

「え?それはさすがに!」
「何言ってんのよ!!今じゃあたしのおいっこなのよ!!?」
「俺もいるし♪」
「・・ありがとうございます」と頭を下げた


あたしはお風呂に入った。
今は夕方6時。

もう寝ちゃおう・・・。



「じゃぁすみません・・・お先に・・・」
「うん!いいよいいよ!」
「おやすみぃー!」











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