赤い海


「ご飯いる?」
「いい」
「テレビみる?」
「いい」
「出かける?」
「いい」
「あたしの事好き?」
「うん」

と照れながら言う洸。可愛くて笑えた
「まだ許してねーからな」と言う
「はいはい」と笑って茶化す

「後、あずの家族も家もここだけだから」
「うん・・・ありがと」

もう大丈夫だよ
嫉妬も不安もないよ
だって洸がそばにいるから本当の家族の温かさより洸のぬくもりを感じたから
あたしはそれが幸せなの




「・・・好きだよ」あたしが言うと
「知ってる。」とキスをする洸


3歳離れてるけど全く感じさせない


まるで前から知り合いだったかのように




洸と出会わせてくれた神様に・・・・



少しだけ感謝した



























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