画面越しのキミに恋をする~声から始まる~







―――………。


講義後のお昼休み。




私は早速、あの子からの返信に返信をした。






「なあに、ニヤニヤしちゃって。
いいことでもあったの~?」


「えっ!?ニ、ニヤニヤなんかしてないよ!
ただ【ナミト】からの返信を返してただけ!」


「ふ~~~~ん…?
それだけなのにニヤニヤするんだー?」


「もう!してないってば!」


「はいはい(笑)
…でも本当にナミトと仲いいよね」


「そうかな?でもやりとりしてて楽しいのは否定できないかな」







【ナミト】




それが、私の毎日を楽しくさせてくれる人の名前だった。






< 5 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop