被害妄想ダーリン
『コホン…
あーマイクテストー。マイクテストー。
あ、本日ーはー当バスをご利用いただきー、
あーまことにーありがとーございます!』
お、叔父さん。
バスガイドやってるし…。
『案内をさせていただくのは、
わたくし、武田淳平でございます。
あ、どうぞーよろしくお願いいたします。』
…ほっとこう。
多分酔ってるんだな。
『森川くん!
歌おうじゃないか!』
「は!?
僕ですか?」
突然ふられて慎一さんもビックリしている。
『上司の言う事は聞くもんだぞ!』
「はあ…」
慎一さん、嫌がってる…。
……こんな上司やだな…。
「きゃー!
慎一さん歌うまいいい!!」
絶叫するケツ子。
目はハートマーク。
「だめえ!
由紀ちゃん!!慎一さんは私のー!」
千代子ちゃんはケツ子が慎一さんのもとへ行くのを止める。
ぎゃあぎゃあと、
バス車内は賑やか。
「ま、こーゆー新婚旅行もいいよね。」
私はそう修司くんに言う。
「うぷ。
車酔いしてきた。」
さっそくかよ!
てゆーか、人の話聞けよ!!
あーマイクテストー。マイクテストー。
あ、本日ーはー当バスをご利用いただきー、
あーまことにーありがとーございます!』
お、叔父さん。
バスガイドやってるし…。
『案内をさせていただくのは、
わたくし、武田淳平でございます。
あ、どうぞーよろしくお願いいたします。』
…ほっとこう。
多分酔ってるんだな。
『森川くん!
歌おうじゃないか!』
「は!?
僕ですか?」
突然ふられて慎一さんもビックリしている。
『上司の言う事は聞くもんだぞ!』
「はあ…」
慎一さん、嫌がってる…。
……こんな上司やだな…。
「きゃー!
慎一さん歌うまいいい!!」
絶叫するケツ子。
目はハートマーク。
「だめえ!
由紀ちゃん!!慎一さんは私のー!」
千代子ちゃんはケツ子が慎一さんのもとへ行くのを止める。
ぎゃあぎゃあと、
バス車内は賑やか。
「ま、こーゆー新婚旅行もいいよね。」
私はそう修司くんに言う。
「うぷ。
車酔いしてきた。」
さっそくかよ!
てゆーか、人の話聞けよ!!