被害妄想ダーリン
慎一さんが火を起こしてくれて、
やっとお肉を焼ける状態になった。



ソーセージやカルビ、
ハラミなど、次々と焼いていく。



…修司くんと妖精はずっとビーチバレーしてるけど。



「そういえば、夏休み終わったら修学旅行だよ」


お肉を頬張っていると、
美希が突然言い出す。



「あれ?そうだっけ?」



そういえば、そうゆう事を言ってたよーな…?


そっか、そっか…。
修司くんと修学旅行行ってみたかったんだよね!


楽しそうー!!


「はあ…はあ…」


ビーチバレーで疲れた修司くんが戻ってきた。



「ジョージ!もうギブかい?」


そう言ってる妖精もかなり疲れている。
二人は休憩して、お肉を食べていった。


お肉をを食べてお腹いっぱいになった私と美希は、海で遊ぶ事にした。



「なあなあ、妖精と修司くんって、かなり仲良くなってない?」



「そーだよね…修司くんも、なんだかんだ言って楽しそうに遊んでるし」


「修学旅行も、同じ班になんのかなー」


そう言って美希はスーっと泳いで行った。
同じ班…?また問題起こすんんじゃないの…?



「ジョージ!それは僕のテッチャンだよ!」


「ヒカルこそ!それは俺のカルビ!」



…仲良く肉の取り合いっこしてる。
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