あいつとわたし



顔に熱があつまってくのを感じて思わず両手で頬を覆った



私はなに1人劇をしてるんだよぉ!



ダメだ恥ずかしい。


1人でパニックになってそれもまた恥ずかしい。



一旦落ち着こうと手元にあるお酒を一気に飲んだ。




「あほっ…!」




あれ…


私これ何杯目だっけ…



ここにきてすぐ2杯と


いろいろ思い出しながら更に何回か追加で頼んだよな。




あ。




キャパオーバーだ。






そう思った時にはもう目を閉じてテーブルに額をつけて眠りにはいっていった





「くっそ。

おじさんごめん。
俺こいつ運ぶからタクシー呼んでくんね?」




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