地味子ちゃん改造!?~私と彼らのラブゲーム~
柳原優
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私はひたすら歩いて夕方にやっと寮に着いた。
本当にこの学園はどんな構造をしているの…
普段あまり歩かない私は息を切らしながら寮の中へと入っていく。
「うわぁ…」
上にはシャンデリア、周りには高級品の花瓶が何個も置かれている。
少し歩いてみると、大広間に大浴場、大きな食堂…というよりもレストランなど、様々な場所があった。
もう、ここはホテルか!?
それにしても…
「部屋は…何処?」
ここのエレベーターに乗れば行けるのかな?
…とりあえず、下に部屋らしき所はないみたいだから、上に行けば何とかたどり着くよね?
私は一息整えて、エレベーターのボタンを押そうとしたとき、誰かの手が"2"というボタンを押すのが見えた。
「あれ~、君、誰?」
本日何人目だろうか、また違うイケメンさんが私の後ろに抱きついていた。
あわわわ…
だだだだれかお助けを!
「わわわわわわ私はぁぁ、ゆっ結城、奈央でっす」
「プッ!なに君、すごく面白いね。あ!噂の地味子ちゃんか!!」
この1日で私の噂が広まっているんだ…
平和に生きたい私にとって嬉しくない知らせだった。
私達は開いたエレベーターに乗る。
また抱きつこうとしてきた軽そうなイケメンさんを私はなんとか避けて端に立つ。
私はひたすら歩いて夕方にやっと寮に着いた。
本当にこの学園はどんな構造をしているの…
普段あまり歩かない私は息を切らしながら寮の中へと入っていく。
「うわぁ…」
上にはシャンデリア、周りには高級品の花瓶が何個も置かれている。
少し歩いてみると、大広間に大浴場、大きな食堂…というよりもレストランなど、様々な場所があった。
もう、ここはホテルか!?
それにしても…
「部屋は…何処?」
ここのエレベーターに乗れば行けるのかな?
…とりあえず、下に部屋らしき所はないみたいだから、上に行けば何とかたどり着くよね?
私は一息整えて、エレベーターのボタンを押そうとしたとき、誰かの手が"2"というボタンを押すのが見えた。
「あれ~、君、誰?」
本日何人目だろうか、また違うイケメンさんが私の後ろに抱きついていた。
あわわわ…
だだだだれかお助けを!
「わわわわわわ私はぁぁ、ゆっ結城、奈央でっす」
「プッ!なに君、すごく面白いね。あ!噂の地味子ちゃんか!!」
この1日で私の噂が広まっているんだ…
平和に生きたい私にとって嬉しくない知らせだった。
私達は開いたエレベーターに乗る。
また抱きつこうとしてきた軽そうなイケメンさんを私はなんとか避けて端に立つ。