地味子ちゃん改造!?～私と彼らのラブゲーム～

すごい女の子達だったなぁ。



確かに格好よかったから女の子に追いかけられるのも分からなくはないけど…私はないな。



偏見かもしれないけど、軽そうな人はノリとかあるから苦手だし…



｢あ、私の部屋番号見つかった！｣



適当に出てきたのに、奇跡的に部屋が見つかってよかった。



私はバックから先程藍沢先生にもらったカードキーを手に取り、インターホンの画面にかざした。



するとドアがカチャッと開く音が鳴り、自動でドアが空いた。



｢綺麗な部屋…｣



部屋自体はちょうど2人で住むくらいの広さだけど、高級感漂うベッドや家具、キッチンも綺麗に掃除されていた。



うわぁ…！
こんなに綺麗なキッチンなら、広々と料理を作ることができる！！
こんなにキッチン用具も沢山ある！



私は我を忘れてキッチンにしがみついていた。



その時、



｢………お前、何やってる？｣



…………



聞いたことのある声。



｢…………こっち向け、奈央｣



この声、もしかして、



振り替えるとそこには最初に会ったあの謎のイケメンさんが無表情で私を眺めていた。



｢まさか…｣



｢………その、まさかみたいだな｣



この謎のイケメンさんが私の同居人!?