地味子ちゃん改造!?~私と彼らのラブゲーム~
「…確かに一目惚れとか、あるかもしれません。人を好きになることの順序は人それぞれです。―――私は、先生みたいに容姿が優れている訳ではないから嫌味に聞こえてしまうかもしれませんが」



あれ?
なんで、私…



男性に対してこんなにべらべらと…



「先生は自惚れ過ぎです!!女を舐めないでください!」













シーン…











――――!?
しまった、先生に私、説教みたいな事を!?



どうしよう、どうしよう、どうしよう!!



先生のお顔が下がって、肩を振るわせている!



おっおっ怒っていらっしゃる…



「あっあの…い、今のは気にしないで、くださ、い」



神様、お助けを!!



「…プッ、ハハハハハ!!」



……ん?



あれ?
先生が腹を抱えて笑ってらっしゃる?



私はポカーン状態になってしまった。



「お前、最高だな!思ってた以上に面白い奴だ」



藍沢先生はまだ笑いが止まらないのか、私を見ながら両手で口を抑えて笑っていた。



なんて失礼な人だ。
確かに、職員室で会ったときも失礼な人だと思っていたけど、、



「…あの、何が、最高なんでしょうか?」



私はおずおずしながら、藍沢先生に聞いてみる。
先生はニヤリと口を曲げ、私の顔を指差した。



「お前全部」




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