地味子ちゃん改造!?~私と彼らのラブゲーム~
第2章

初部活、初パシリ

入学してから、数日が経ちました。
あれからというもの、色々な事があった。



まず、直人くんとのお昼が毎日になったこと。
たまに直人くんの友達も入れて食べていた。



2つ目はやたら藍沢先生の監視が強い。
バスケ部以外の部活も見学してみようと行くと、その先には必ず先生がいて、
"結城、チアリーダーのコス着るか?"
と、脅されてきた。



ある意味、先生の行動力には感心する。
そこまでして、なぜ私をマネージャーに…



そして最後―――



「地味子ちゃーん!お迎え、きたよ~」



城ヶ崎翔先輩…という人が毎朝寮の入り口で私をまっているのだった。



困る、本当に困る。



だからこっそりと裏口から出てきたんだけど…



「裏口とは、考えたね~!けど、まだまだ甘い!」



私はあなたと勝負している訳じゃないんですよ。



と、はっきり言えたらどれだけ楽か。



「……失礼、します」



「あぁ~、待ってよ!地味子ちゃーん」




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