白苺珈琲店
アリスは目の前をちゃんと見た。
「!」
黒うさぎを見つけた。
「いた!」
アリスが黒うさぎを見つけたら黒うさぎは逃げた。
それを追うように急いで走るアリス。
広い個室も大変だ。
「待って………待ってよー…!」
弱々しい声で追うアリス。
もうすぐ捕まる。
手を伸ばした。
「やっ………」
やったと言いそうになった。
ドサァァア!
「……いっ…!?」
もうすぐ捕まえられる、と思ったが山積みのトランプと本が落ちてきた。