白苺珈琲店


「バレないように………っと………できた?かも……」

アリスは急いでリビングまで持っていった。

「できあがったー!」

リビングに行くと、居たのはクリスとメイだけじゃなかった。

他のメイドさんだ。

四人いた。

「できあがったよ」

首からぶら下げたディナータイムでよくあるスカーフみたいのを付けて、待っていた。

「はい……オムレツなんだけど…」

テーブルに置いた。

「……」

メイは黙りながら一口食べた。

「…………本当にオムレツか?まずい………」

メイの顔は歪んだ。

「お前の料理は論外だ。………シャロン、明日からお前が飯つくれ」

メイはそう言ってシャロンという人を指名した。

「かしこまりました」

とても綺麗な人だ。

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