SMILE
ある時、いつもみたいに話してたら
槇原さんの顔色が悪くなっていた。
私は急いでナースコールをして
看護師さんにきてもらった。
私は気が動転してしまって、
ずっと槇原さんの名前を読んでいた。
「槇原さんっ!槇原さんっ!
しっかりしてよっ!!!!
ねぇ、槇原さんっ!
.........優斗.........!しっかしりて!」
気がつかない間に優斗って読んでしまってた。
でも、その時、槇原さんは反応してくれた。
優斗って読んだときから容態が安定してきてくれた。