SMILE

歩いているとまた倒れそうになった。
けど倒れなかったのは、
男の子がまた支えてくれたからだ。

「車まで肩を貸すので捕まってください。」

私は申し訳ないので断ったが、
いつのまにか肩を貸してもらう
はめになってしまった。

2人とも無言のまま一緒に歩いていたら
母の姿が見えた。
男の子は母に私を渡すと
病院に戻っていった。
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