好きとスキが重なった日
私達が本日のおすすめメニューを見ていると…


「いらっしゃいませ!」と女性店員さんに声を掛けられ、席に案内された。


席は四人がけのテーブル。

今はまだ混み時ではないらしい…


なぜなら隠れ家だし、落ち着いた民家だから。


だから探し出すのは大変かも・・・

なんて思うんだけど、実はこのイタリアン料理店は最近、雑誌に掲載されるようになって、少しだけ有名になった。


「メニューがお決まりになりましたら、お知らせください

ではごゆっくりどうぞ!」


女性店員さんがそう言って立ち去った。

私は、ウーロン茶の入ったコップを手に取り飲むと、それをテーブルに置いては一呼吸してメニュー選びをする。



う~ん
どれも美味しそうで選べないよ。



私は悩みすぎで、眉間のしわが上がるばかり・・・
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